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閉鎖病棟 - 帚木蓬生
閉鎖病棟


Epigonens読書企画
山本周五郎賞受賞作品を読もう!!

第8回受賞作品である今回は『閉鎖病棟』です。
帚木蓬生 著,平成7年度受賞作品。


精神病棟の入院患者達のヒューマンドラマ。

タイトルからも内容からもおもーい雰囲気がプンプンしてるんですが
まぁ重いといえば重いんだけど
そうでもないように感じた。
この手の話って

治療を受ける患者
 
心を閉ざす患者
 
辛抱強く治療する医師
 
次第に解けてゆく心
 
快方に向かう患者
 
退院間近
 
すべてを台無しにする悲劇

って言う感じで
あげてあげてあげてあげておいて
一気にどん底に叩き落す!!
的な展開があったりしそうなんだけど
この作品ではそれはない感じ。

大体がうまくいって多くの患者が善いほうに進んでいって
退院したりしていく。
そんな意味では安心して読める感じかな。

この作品において
1番の問題は作者の感じが読めないし変換できないってことだろうね。
うん
『ハハキギ』って読むらしいんだけどね。
難しいにもほどがあるな。

まぁそれはさてさておきおき
この作品でナイスだと思ったのは構成
冒頭で3人(だったと思う)の話が語られ
それはそれで突然終わって場面は変わって物語りのメインである閉鎖病棟に。

そこには多くの患者が登場するのだけれど
話が進むにつれてその患者達のエピソードがちょっとずつ語られていく。
この進行はとても気に入りましたな。

割と主人公的な扱いをされている人物でも
どういったいきさつで入院してきたのかとか
詳しく語られないまま進んでいき,突如として過去が語られる。
なんていうか謎のままのミステリアスパートナーとかそんな感じ。
少しずつ判明してくる意外な過去!!
って言う展開。
うーんいいですねぇ。


題材が題材だけに
ワクワクドキドキとか盛り上がったり,オレは最初からクライマックスだぜ!? とかってわけではないんだけど
まぁ普通に淡々とそれなりに楽しく読ませていただきましたな。

あんまり人に薦める作品ではないかなーって感じですが。

最後の裁判所でのシーンは良いです。
かなり良いです。
ちょいと涙を流しちまいました。
あー
あと
患者達の発表会で演劇をやるシーン
あそこもグッときちゃいましたな。


つーコトデ!!
『サラリーマンNEO season2』が始まりましたよ皆さんっ!!
是非々々ご覧になりやがれ。


閉鎖病棟
閉鎖病棟
posted with amazlet on 07.04.16
帚木 蓬生
新潮社 (1997/05)
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おすすめ度の平均: 4.5
3 ストレートに
4 大変勉強になる一冊
5 現実の「精神科病院」内部の実態は言葉に言い表せないむごい状態であることそ忘れないでください。


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