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39 【刑法第三十九条】
39-刑法第三十九条-
監督:森田芳光
製作:鈴木光
脚本:大森寿美男
原作:永井泰宇
出演:鈴木京香 , 堤真一 , 岸辺一徳 , 吉田日出子
収録時間:145分
発売元:バンダイビジュアル
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森田芳光監督が、刑法第39条(心神喪失及び心神耗弱とみなされた場合の犯罪の不成立及び刑の減免)をモチーフに人間の心の闇を描いた心理サスペンス。殺人を犯した多重人格者の容疑者と、彼を司法精神鑑定する香深の間で息詰まる心理対決が展開する。
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昨夜、またまた遅い時間になってから鑑賞した作品はコチラ!!
『39 【刑法第三十九条】』

まず、面白かった。
とてもよくできている。とっても丁寧に作られていました。
個性的な出演者が各々非常に個性的な演技で、作品を盛り上げています。
人の目を見て話ができない精神科の医者、事件は犯人を逮捕した時点で終了という解りやすい刑事など、どいつもこいつもいい味だしてます。
ある意味で、普通なマトモな役柄の人が1人も出てこないです。皆、一癖も二癖もあるので、それらのキャラクターを観ているだけでもとても楽しめます。

『刑法第39条』がどうのこうのという大きな問題を抜きにしても、非常に良くできたサスペンスと言えるでしょう。

また、刑法第39条についてよく考えながら観ると更に非常に深い作品であることがわかります。
僕は法律に関しては全く明るくありませんが、この刑法については、この映画を観るまでも無くなんとも馬鹿げた法であるということは感じていましたが、鑑賞を終えてその思いは益々強まりました。

精神的に責任能力がないから無罪。あるいは減刑。
なんぢゃそら??
加害者は事件当時、精神病であった。
で?? だからなに??

責任能力があろうとなかろうと、罪を犯した事は事実だろうが。
自分をコントロールする能力に欠けていたってなんだよ??
判断力がなかろうとあろうと、行動をおこしたのは結局自分だろ。多重人格だろうとなんだろうと自分の中に1000の人格が住んでいようと、結局それは全部自分ぢゃんかよ。

これだけ文明が進んでるのに、こんなクソくだらねえ法律があるなんて信じられないな。
どのような背景でこの法が作られたのか知らんが、なんとも胸糞悪い。

大体、集団の中で平等なんてものは絶対にあり得ないんだから、何かあると直ぐに人権がどうの、平等がどうのと擁護したがる奴らはまぢほんとアレだな。
能力の違う者同士が等しく扱われる事の方がよっぽど不平等だろうが。

ガイキチを罪に問わないつー法があるなら、それらを隔離する法も必要だろ。
奴らがその辺を平気で歩いてるなんて恐ろしすぎる。

当たり前だけど健常者だって殺人おこしますよ。殺意を持って。
健常者の犯罪の方が数は多いんだろうよ。
けどどうだ??
殺意がある殺人と、訳も解らず行われる殺人。
どっちが怖いんだ??

自分がガキのころ
『あの人はちょっと頭がアレだから近づいちゃだめよ』
って親に言われたり、そんなシーンをテレビや漫画なんかで見たりして
ちょっとそりゃねーだろ。別に悪い人ぢゃないぢゃん。

とか思ったりもしたけど、今になってみると僕も息子に同じことを言わざるを得ない。
だって他に守る術がないんだからしょうがないよな。差別とか言われようとなんだろうと仕方ないよ。
極端な話だけど、精神異常者は国が法律で犯罪を認めてるんだからな。

つーことで
映画の内容とは別のところで非常に強い憤りを感じさせる作品です。
法に興味がない人でもかなり楽しむことができると思います。
娯楽作品としても高く評価できますが、本作で取り上げられているテーマを深く考えると、更に評価の高い作品と言えるのではないでしょうか。

作品の善し悪しに関わらず、1度は鑑賞して頂きたいと思います。

39-刑法第三十九条-
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3 言いたいこと
5 人が人を裁くということ
5 真面目な映画

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