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エイジ - 重松清
エイジ (朝日文庫)


Epigonens読書企画
山本周五郎賞受賞作品を読もう!!

第12回受賞作品である今回は『エイジ』です。
重松清 著,平成11年度受賞作品。


『オマエ,青春小説を読めよ』
ってのはtakepicoが口癖のように言うわけですが
やっぱ青春小説だよなっ!!
ってのはボクの口癖です。

最近の奴は重松さんの作品にどっぷりで『しげちー』とか馴れ馴れしく呼んで調子にのってるんですよ。
ってまぁそれはどーでもいいんだけど。
そんなこんなで今回の作品はtakepicoが所持ってたので奴からの借り本。

いやー
良かったですよ。
やっぱ青春小説だy
しつこい。

さて
この作品はですね
ニュータウンの団地に住む極々一般的な家庭に育つ極々一般的な14歳の中学生が主人公。
極々一般的なバスケットボール部に所属して極々一般的に恋をしたりなんだかんだと一般的な学校生活をおくる日々。
そこに非日常的な事件が発生したりして話しは急展開。

思えば自分は14歳から既に15周年だったりすることに今気が付いたんだけど
本作品の日常はあるあるあるあるーってことの連続。
でもまぁなんだろうね
今の14歳が今読んだら『ねーよwww』とか言うんだろうかね。
それほど変わってないんだろうかね。
重松さんはその辺巧く描いてると思います。
ちょっとオッサン臭いと感じる部分もありましたが
それは自分がもう30目前だからなのかそれとも執筆時期によるものなのか。
まぁどうでもいい。

少年達の心の動きが繊細に丁寧に描かれていて凄く面白いです。
ゆらゆらと揺れ動きながらも『兎に角かっこわるいことが嫌い』って言う信念があったり。
バスケ部でのイジメやそれに対して主人公の対応。
何もしないのも友情。
そんなカッコ悪いことあいつだって望んでないよって言う部分とか。
いいねぇ
青春だねぇ

多分テーマは『少年犯罪』かな??
とか勝手に思ってるんだけどそれよりも少年達の心の動きが面白いです。
個性豊なクラスメート達が素晴らしい。
ラストのツカちゃんとのやりとりにはホロリとしてしまったよ
ワルなんだけどすげーイイヤツなんだよね。
後半でスランプに陥ったときはそりゃあもうハラハラドキドキしてしまったよ。

この作品は誰が読むべきなのか??
タモツくんぢゃないけれど
『これから中学生になる奴と今中学生の奴,それから過去に中学生だった奴』が読めばいいと思います。
まぁ誰が読んだっていいと思う。
All or Nothing!!
つまりそういうことだっ!!
まぁいつも通り全然間違ってますが。
なんかちょっと英語とか使ってこいつまさかジーニアス??
とか思って欲しかったんだ。
それなりに効果はあるハズ。

ダークな話しもそれはそれで面白いしそこから得るものも沢山あると思う。
でもやっぱこう言う清々しい気持ちの良い作品も大事だよね。
特に心がクサクサしてる時ってのは絶対こっちですよ。
心の底から湧きあがってくるものがありますよ。
うをーオレはまだやれるっ!!
もっと頑張ろう!!
今日からネクタイ着用ウザい!!
とかそんな気持ちにさせてくれますよ。


とまぁそんなわけで
前回がひたすらにカオスなめちゃめちゃストーリーだっただけに
今回のこの清々しさは破壊力抜群つーか破壊力グンバツでした。
これも計算の内か!?


つーことでコチラ
オススメしておきます
みんな
青春小説を読もうゼッ!!


エイジ (朝日文庫)
エイジ (朝日文庫)
posted with amazlet on 07.10.09
重松 清
朝日新聞社 (2001/07)
売り上げランキング: 32304
おすすめ度の平均: 4.5
4 買いです。
5 我が青春よもう一度
4 少年の目線がよく描けている


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血と骨 - 梁石日
血と骨〈上〉 (幻冬舎文庫) 血と骨〈下〉 (幻冬舎文庫)


Epigonens読書企画
山本周五郎賞受賞作品を読もう!!

第11回受賞作品である今回は『血と骨』です。
梁石日 著,平成10年度受賞作品。


さて
大分空いてしまいましたが本業の山本周五郎賞ですって意味わかんねーよ。
因みにワタクシが購入したのは表紙がビートたけしの文庫版で上下巻。
あーそうなんだこれ映画化されてて主演はビートたけしさんなのねってのが一発でわかる。

主人公は蒲鉾職人の朝鮮人。
漫画で言ったらこの人オーガです。
うんそうそうバキのとーちゃんね。
戦前から戦後の大阪が舞台。
テーマは多分金と暴力
それからキムチ


そのオーガが兎に角もう酒呑んで暴れまくって家とか人とか壊し放題でFuckもしまくるって言うお話し。
いやもうほんと凄いんですよ傍若無人の超自分勝手超強引。
時代的なものもあるんでしょうけど凄すぎですよ。
手がつけられないってのはまさにこのことですね。
最近の若者はキレ安いとか言われてますがこの作品の主人公に比べたら超キレ難い
つーかもう全然キレない。
しかも作者の父親を描いた実話を元にした話しっていうんだから驚きですよ。
まぁかなり脚色されてるとは思いますけどつーかこんなオヤジ脚色されてなかったら怖すぎる
そういう時代だったんだなーとでも思っておかないとなんかどうにも自分の中で整理がつかなっていうかなんかそんな感じ。
そんなオーガニック(意味違う気が)なオヤジなんですが
困ったときとか痛いときとか考えているときの唸り声が

 『うむーうむー』

なんですよ。
いやなんかこれに妙に萌えちゃいましてね。
いや自分でも何を言っているのか良く解らないんですけどね。
なんかかわいらしいって言うか。
まぁなんつーか実際に読んでもらわないと伝わらないと思いますが。

うむーも含めて
かなりの長編ですが読みやすい文体でグイグイと惹きこまれますな。

一応この作品

 グロ注意

って感じです。
萌えたりグロったりと大忙しな感じですが
結構エグい表記が多いですよ。
乱闘シーンとか怪我の治療シーンとか主人公のヘンタイ料理とかFuckシーンとか。
まぁそこが面白さの1つだったりもするわけですけどもね。
食事中の方は注意が必要です特に食事中の方
食事中に食事のシーンが読めないって言う。
なんだそりゃって感じですがまぁボクは職場で昼休みに食事しながら本を読むんですけどもね。
いささか吐きそうになったよ。


なんつーか
朝鮮人ってのは変な民族だなって思いました。
今更だけど。
まぁそんなのボクらだって他所から見たら変な奴らって思われるんでしょうけどもね。

全体的な感想としては面白かったですよ。
好きな部類の作品ですね。
ちげーってエロいからぢゃねーって

一言いいたいのは

 人物名は振り仮名振ってくんないと読めないって



血と骨〈上〉 (幻冬舎文庫)
梁 石日
幻冬舎 (2001/04)
売り上げランキング: 67770
おすすめ度の平均: 4.5
5 読む者を圧倒する骨太の骨と、熱い血
5 暴力とカネのみを信じた男の末路
5 在日文学の特長と限界
 
血と骨〈下〉 (幻冬舎文庫)
梁 石日
幻冬舎 (2001/04)
売り上げランキング: 76548
おすすめ度の平均: 5.0
5 人間の業
5 在日文学の特長と限界
5 これが人間だ


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夏草の記憶 - 著:トマス・H. クック・訳:芹澤恵さ
夏草の記憶 (文春文庫)


Epigonens読書企画第2弾!!

 一生忘れない夏恋メモリー

これは上記のタイトルでオールアバウトにて紹介されていた全5作品を読破しようと言う企画。
見つけてきたのはtakepico

いよいよ最終回の今回は 夏草の記憶 で著者はトマス・H. クックさんで芹澤恵さんの訳となっております。


さて
こちらの企画もいよいよ最終回。
後から始まったのに先に終わる。
水戸黄門のオープニング曲みたいです。
まぁ冊数が少ないから当たり前なんだが

まぁそんなわけで
今回の作品はんーなんでしょうかねー
所謂1つのー青春恋愛ミステリーって感じでしょうか。

学生時代に起きた衝撃の事件をおっさんになった主人公が回想していく進行です。
ミステリーとしては序盤・中盤がかなりグダグダしてる感がありますが,そこは青春小説・恋愛小説して楽しめばよろしい。

主に章の終わりに主人公が当時の裁判での様子とか全ての真相を知っている主人公が『あれって○○だったんだよなー今はまだ言えないけどwwww』みたいなことをポロっとこぼしたりしてうへーこれからどーなっちゃうんだよーって言うニクイ演出をしてくれます。
見事に策にハマってがっちり惹き込まれちゃいましたが。

もどかしい系の恋愛地味な学園生活の模様が淡々と進んで
最後には思わぬ事件の真相つーか真犯人と被害者のアレがアレされてアレになっちゃってうひゃーになります。
事件の真犯人については被害者とそいつの関係が語られていない時点で考えればかなり意外だけど設定のエピソードを知った後で考えれば十分容疑者としての資質アリ。
つーわけでそれほどセンセーショナルではなかったです。


被害者のアレはかなり衝撃的でした。完全に1本とられましたね1本抜かれましたね。

いやしかしですね
どーでもいいんですが
海外の作品って何度読んでも登場人物の名前が覚えられないんですよねー
そんなわけでボクには巻頭に登場人物一覧が必須となっております。
つーか
登場人物一覧ってちょっとしたことだけど凄く親切で良いですよね。
法律で義務付けて欲しいです。


とまぁそんなこんなで『一生忘れない夏恋メモリー』が終了したわけですが全体的に面白かったと思います個人的に。
まぁ自分の好きなジャンルの作品なので当たり前といえば当たり前かもしれませんが。

全5冊なんですが
1番面白かったのは…
うーん
そうだなー

 『少女七竈と七人の可愛そうな大人』
 『十八の夏』

これのどっちかって感じですかね。
1番面白かったのはとか言いつつ2つ挙げんなよとかまぁいいぢゃん。


ツーコトデ!!
読書企画の1つが終わったので暫くはメインの『山本周五郎賞受賞作品を読もう』に集中しようと思います。


takepicoが色々と企画を提案してるので結局並行運用になるのではないかと一部のオレは指摘している

つーかね
オレはオマエと違って読むのおせーんだよと
多分みんな思ってるのではないかと一部のオレは懸念している


夏草の記憶 (文春文庫)
トマス・H. クック Thomas H. Cook 芹澤 恵
文藝春秋 (1999/09)
売り上げランキング: 42421
おすすめ度の平均: 4.0
5 衝撃でした
3 ミステリーというより文学作品に近い、『記憶』シリーズの傑作
4 クックの自伝?


TOP
MONSTER - 浦沢直樹
Monster (13)


えーとこれは
連載されてたころに3巻くらいまで買って読んでたんですが
これは完結してから読まないと危険だということで
たしか5巻までは買ったんですがその後借りパクされてそのままになってたんですが
ここ2年くらいに仕事中に読んでたんですよかなりの微速で。
深夜に1人で作業してるときの処理待ち時間とかに。

んで
ほんと2年がかりとかでやっと読み終わったんですが
まぁボクが言うまでもないですがすげー面白いですね

長期にわたって読んでたんで最初のころの登場人物とか完全に忘れてて
再登場したときとかに『誰これ??』とかなったりもしたんですが。

内容については一切言うべきではないと思うので触れませんが
こうなんていうか
面白い作品とかって映画でも漫画でもなんでもそうですけど
途中でラストが気になっちゃうんですよね。
この作品すげー面白いけどラストでがっかりさせられないだろうか…ってな具合で。

どんなに面白くてもラストがテキトウだったりすると全てが台無しになってしまう。

当然この作品でもそれを懸念したんですけど
まぁ感じ方は人それぞれでしょうけど
ボクはあのラストは好きです

巧くまとめたなーって思いました。
ラスト読んだときに『やった!!』ってちょっとよろこんぢゃったりしましたね。
なんかもうほんとありがとうって言いたい感じ。

とまぁそんなわけで
ちょっと読んでて疲れちゃう部分もあったりするんですけど
これは間違いなくオススメですね。

つーか必読でしょ。
観たことないけどアニメってのもありでしょうね。


Monster (13)
Monster (13)
posted with amazlet on 07.09.13
浦沢 直樹
小学館 (2000/02)
おすすめ度の平均: 2.5
1 退屈である
1 退屈である
5 自分の人生を、「誰かのおかげ」と感謝することがあっても、「誰かのせい」だと逆恨みして


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ハイペリオン - ダン・シモンズ
ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) ハイペリオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)


さてコチラ
ダン・シモンズさんのSF小説である『ハイペリオン』
なんか長編らしく全4部作だそうです。
しかもどれも上下に分かれてるとか。
ながー

SFって好きだけど好きぢゃないって言うか
なんだろうね
世界観的なものは凄く好きなんですけどもね
なんかいまいち好きになりきれないつーか。

ハイペリオンも読み始めの感想は

 何言ってんのかさっぱわかんねぇ

当たり前なんだけど
いきなりSFでいきなり未来なので
単語とかが意味不明。

時間の単位とか距離の単位とかもそれって実在してたりするわけ??
それともフィクション??
知らないと恥ずかしかったりする??
みたいな虚構と現実の区別がつかない現代人っていう錯覚に陥る。

最初の2,3ページ読んだだけで
あーこれはダメだこんなわけわからんうえにすげー長いもんはとても最後まで読めんわ
とか思ったんですが
まぁ最終的には

 すげえええええええええおもしれーよこれっ!!

とかそんな感じでした。
結局慣れですわな。
導入部分はどうしたって説明っぽくなっちゃうし
文章的にも読んでいくうちにその人の文章の癖とかが解ってきたりして。
って
その辺の立ち上がりのソレは何時までたっても学習できない。

内容としてはですね
おもくそ平たく言えば5人くらいの人たちが惑星ハイペリオンにある『時間の墓標』ってところに行きます。
物語の中では『巡礼』って言われてますな。
っていう話。

主人公ってのは特にないっぽくて客観視点かな。
んで
その巡礼者のメンバーが
なぜメンバーに選ばれたのかってことで
順番に自分とハイペリオン,時間の墓標,シュライクについての繋がりを語っていくっていう
まぁオムニバスっぽい感じに仕上がってます。
そういう意味では短編集っぽい感じにも読めるね。

因みに
シュライクってのは時間の墓標になんか住み着いてるらしいクリーチャーで全身トゲトゲで眼が真っ赤で時間とか操っちゃうらしい。
つまり毛深くて疲れ眼なタイムウォーカーゼロみたいなのを想像してもらえば大体あってると思う。

んで
惑星ハイペリオンとか時間のなんとかとかシュライクとかって
最初もうほんとさっぱわがんねオラわがんね
って感じだったのが
各々の生い立ちを読んでいくうちに
少しずつ謎が融けてくるゾナ
ってまぁちょっとした駄洒落なんですけども
そのね
ちょっとずつ解ってくる
で!?
それでどうなるわけ??
みたいなワクドキがたまりません。

意味不明的にちりばめられている物語内では常識っぽい単語とかが
ちょっとずつ繋がっていく感じ。
辻褄が合っていく感じ。
気が付くとSF臭さが気にならなくなるんですな。
普通の物語として楽しめる。

そう言えば
これはまぁ以前から気になってはいた作品なんですが
読むに至る決定的なきっかけは
客先の社員さん(女性)がなんかすげーSF好きで歴史好きって言う
おいおいあんた今度としのぶと3人で魚民でコークサワーで朝まで語ろうぜ??
って言う人でして
その人に

 なんか何言ってるかさっぱりなんスが…


初期の感想を漏らしたところ

 あぁ基本的に意味ないですから流し読みで

うはwwww
でも納得。
情景的な部分とかって結構多いんだけどほんと無意味なので
どんどん読み飛ばしていけば良いと思いますね。

とまぁそんなわけで
まだまだ始まったばかりなんですけども
これは中々読み応えもあり面白い作品であると思います。
SFって言うだけでちょっと退いちゃう方もいるかもしれませんが
オススメしておきます

あー
一応言っておきますが
この『ハイペリオン』を読んだだけでは何も解決しないし一切完結しませんので^^;


ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)
ダン シモンズ Dan Simmons 酒井 昭伸
早川書房 (2000/11)
売り上げランキング: 70740
おすすめ度の平均: 4.0
2 投げ出された読者の採るべき選択は?
3 オムニバス大作
5 異境を旅しているという感覚



ハイペリオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)
ダン シモンズ Dan Simmons 酒井 昭伸
早川書房 (2000/11)
売り上げランキング: 73092
おすすめ度の平均: 4.0
2 投げ出された読者の採るべき選択は?
3 オムニバス大作
5 異境を旅しているという感覚


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